楽器ケースの持ち方、みなさんはどうしていますか?
手で持つ、背負う、肩にかける…
この記事では、アマチュアオーケストラ奏者の目線から、「手持ち・背負い・肩掛け・脇抱え」の4つの持ち方を比較しています!
それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくまとめたので、自分にぴったりのスタイルを見つけてください🎻
🎻 手持ちスタイル
➢ ケースの取っ手で持つスタイル

メリット
- 手をそろえて持つと、上品な印象に見える
- ケースの持ち替えがしやすい
- 初々しい印象(長年弾いている人では少数派)
デメリット
- 手がふさがって動きにくい(スマホを見る、ペットボトルを飲むなど)
- 他の荷物を持ちにくい
- ケースが80センチ近くあるため、周囲との接触に注意
🎻 背負うスタイル
➢ 付属のストラップで背負うスタイル

メリット
- 体との接地面が多く、一体感がある
- 椅子にそのまま座れるため、膝に荷物も置ける
- 両手が自由に使えるため、他の荷物も持ちやすい
- 盗難・置き忘れ防止にもなる
- 重さが両肩に分散される
デメリット
- リュックタイプと両持ちすると、分厚くなる(電車では邪魔)
- 歩行時にケースがお尻に当たると、楽器に振動が響きやすい
- ケースが背中側(死角)にくるため、人や物にぶつかったり、背後の直射日光に気づかないことがある

くまリン
前にリュック、背中にケースを背負うと、足元が見えなくて危ないよ!!
🎻 肩掛けスタイル
➢ ストラップを1本付けて、片方の肩にかけるスタイル

メリット
- プロっぽく見える(アマチュアでは少数派)
- 肩にかけつつ、手で支えられるため安心感がある
- ケースが視界に入るため、管理しやすい
デメリット
- 片方の肩に重さが集中する
- 体との接地面が少ないため、安定しにくい
- ケースが80センチ近くあるため、周囲との接触に注意
🎻 肩掛け+脇抱えスタイル
➢ 片方の肩にかけて、腕で脇に抱きかかえるスタイル

メリット
- 体に密着するので、安心感がある
- 体に密着するので、歩きやすい
- ケースが視界に入るため、管理しやすい
デメリット
- 片方の肩に重さが集中する
- 片手がふさがって動きにくい(スマホを見る、ペットボトルを飲むなど)
- ケース分、体の横幅が厚くなるため周囲との接触に注意

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まとめ
バイオリンケースの持ち方に「正解」はありません。
大切なのは、シチュエーション・他の荷物・周囲の状況に合った持ち方を選ぶことです。
移動では背負うスタイルが便利ですが、混雑した場所では肩掛けが安全な場合もあります。
また、ストラップは別売りの場合もありますが、持ち方の幅を広げてくれるので、ひとつ持っておくと安心ですよ。