雨の日の練習も大丈夫!水濡れと湿気から楽器を守ろう。楽器を濡らさないための対策【弦楽器全般】

雨の日・水によるトラブル、対処法、工夫やケース用レインカバーなど対策 楽器・持ち物

雨の日の練習や本番
大切な楽器を抱えて外を歩くとき、いつも以上に気を使いますよね。

特にヴァイオリンなどの弦楽器は、素材の多くが木。
「少しくらい濡れても大丈夫かな?」 「ケースが濡れただけなら平気?」なんて迷うことも。

この記事では

  • 雨などの水分と弦楽器への影響
  • 万が一濡れてしまったときの対応
  • 雨の日の移動でできる現実的な対策おすすめレインカバー
    を、アマチュアオーケストラ奏者の私目線でまとめました。

弦楽器は基本的に、外で弾いたり、屋外の強い日光に当てたり、真夏・真冬の気温下に置いておくことをしない楽器です。
ヴァイオリン本体を雨でびしょびしょに濡らしてしまうことは、まずないですよね。

くまリン
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ブラスバンドやマーチングの屋外演奏が輝いて見える!

アマチュアオーケストラでは機会が少ないですが、プロオーケストラでは雨の中屋外で演奏することがあります。

ベルリンフィルハーモニーの野外コンサート「ヴァルトビューネ(Waldbühne)」/
Berliner Philharmoniker 公式YouTubeチャンネルから>
くまリン
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奏者はテントの中だけど、風が吹いたら雨が吹き込むかな?

\会場となったヴァルトビューネ(Waldbühne)の公式サイト/

天気が悪かった2018年6月24日の写真ギャラリーを見つけました。
小雨がぱらつく中、2万人以上の人が演奏を堪能したそうです!
https://www.waldbuehne-berlin.de/location/galerie/berliner-philharmoniker-24.06.2018/

雨以外で楽器を濡らしてしまうとしたら・・・

  • 飲み物を飲もうとしてこぼしてしまう
  • 手を洗って拭かずに楽器に触る
  • 顔や首に大汗をかく、汗ばんだ手で長時間弾く
くまリン
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意外と身近な危険だよね。

ヴァイオリンなどの弦楽器に水は大敵!
万が一雨に濡れると、木が水を吸ってしまい音がこもったり、反応が鈍くなったりします。

木は水を吸うと膨張し、乾くと収縮するため、濡れた状態が続くと表板や裏板に反りや歪みが生じます。
響きがこもる・発音(レスポンス)が悪くなるなど、音色にも影響が出ます。

膠(にかわ)は水溶性の接着剤です。
水分や高湿度で膠が柔らかくなることで接着が緩み、隙間が開いたり、パーツが外れたりします。

くまリン
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「ケースを開けたら指板が落ちていた」なんて、真夏にたまに聞くよ。

板に塗られるニスには、水や汚れから楽器を守る保護効果があります。
ただし長時間濡れたままにすると、表面ダメージが起こることがあります。

濡れた弦は反応が悪く、音量や音質も落ちやすくなります。

また弓(馬毛)が濡れると、松脂がうまく乗らないため音が出にくく、ベタつき・汚れの原因にもなります。

濡れた後のケアが良くないと、木部や内部にカビが発生することもあります。
濡らさなくても、長期間ケース密閉したり、高湿度な環境に置いておくと危険です。
一度生えると再発しやすく、健康面にも悪影響を及ぼすことも。

くまリン
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顔と近いから知らぬ間にカビを吸い込んだりして・・・

万が一、ヴァイオリンなど楽器本体に水滴が付いてしまった場合、まずは、乾いた柔らかい布で、表面の水分をやさしく吸収します(塗り広げないように!)。
強くこすったり、細かい部分に無理に布を押し込んだり、ドライヤーで乾かしたりしないようにしましょう。

f字孔から中に水が入ってしまった場合や、弓の毛が濡れた場合は、できるだけ早めに楽器店やリペア工房に相談しましょう。

くまリン
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楽器の“かかりつけ医”を持っておこうね!

楽器ケースは堅牢な作りですが、密閉されてはいないため、気が付いたらすぐに水滴を拭き取るほうがよいです。

特に布地の楽器ケースは雨が浸み込みやすいため、注意が必要です。

くまリン
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チェロやコントラバスは楽器が大きい分、どうしても濡れてしまうよね。

記事の一番最後でアイテムを紹介しています。

  • なるべく外を歩かない
  • 濡れた路面は足元注意
  • 演奏会の日は、移動用の靴とステージ用の靴を別で用意することもおすすめ
  • オケのメンバーで車を出し合う
  • タクシーを使う(メンバーと相乗りで割り勘がおすすめ)
  • 目が届くように持つ(ただし足元が見えにくくなることに注意!)
バイオリンケースの持ち方、どう持つ?リュックか肩掛け、手持ちか?へのリンク。
くまリン
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天気や移動距離、荷物によってケースを使い分けているよ!

雨の日は視界も悪いので、明るいカラーだとより安心です!

雨の日に楽器を持って出かけるのは、どうしても気を使います。
大切なのは、「絶対に濡らさない」完璧さより「濡れる前提で備えておく」対策です!

「ケース用カバーを使う」、「吸水性の高いタオルを持つ」、「移動手段を見直す」
私も普段は「タクシーは高いから…」と思っていますが、楽器を守るためのコストと考えて乗ることもあります。

雨の日でも、思いっきり演奏を楽しめるように、 この記事が小さなヒントになれば嬉しいです。

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