友達や家族に誘われて、アマチュアオーケストラの演奏会に行くことになったけど……
- どんな服で行けばいいの?
- 拍手のタイミングっていつ?
- 知っておきたいマナーはある?
そんなふうに感じていませんか?
難しいことはなにもありません。
この記事では、アマチュアオーケストラの演奏会に行く方に向けて、準備から開演前までの流れを、時系列でわかりやすく解説していきます。
👗 演奏会に行く前の準備~服装や持ち物
ドレスコードはありますか?
まず気になるのが服装ですよね。
結論から言うと、アマチュアオーケストラの演奏会に厳密なドレスコードはありません。
「ジーンズはダメ」、「Tシャツだと失礼」、「スニーカーは厳禁」なんてことは全くありません!
もちろんドレスアップしたスタイルも、演奏会に華やかさを添えてくれるので大歓迎です。
演奏会を楽しみ、心地よく時間を過ごせる服装でぜひお越しください。
避けたほうがよい服はありますか?
ドレスコードはなし!とはいえ、少しだけ気をつけたい点もあります。
- 動くたびに音が出る素材の服
→ 演奏中にシャカシャカ音やチャリチャリ音が鳴ってしまう - 露出の多すぎる服装
→ 周りのお客様が落ち着かないことも・・ - 大きな装飾や、高さのある髪型
→ 後ろの人の視界を遮ってしまう - 足元が不安定になりそうな靴
→ ホールの中は階段や傾斜があることも多い - 隣り合った席のお客様が不快に感じる可能性のある服装
「他のお客様の鑑賞を邪魔しないか?」を考えて服を選べば大丈夫です。

涼しかったり乾燥していることもあるから、調節しやすい服装だといいね。
持ち物の注意はありますか?
客席では「音」と「大きさ」に気を配れるとスマートです。
- スーツケースや楽器ケースなどの大きな荷物
- 大きな花束や贈り物
- 冬場の厚手のアウター
→ 座席周りは意外と狭い - スーパーの買い物袋など
→ カサカサ音が出やすい
こういったものは、クロークに預けるのがおすすめです。
ホールによってはクロークがなかったり、演奏会によっては開けていなかったりすることもあるので事前に調べておくと安心です。


貴重品は身に着けておいてね。
空調は効いていますか?
音楽ホールは、楽器(特に弦楽器)のコンディションや音の響きを考えられた温湿度に設定されています。
年間を通して一定に数字で管理されている施設もあり、特に夏は外との気温差で肌寒く感じることも・・。
調節しやすい服装や、乾燥が気になる人はマスクがあると安心です。
チケットはどんな種類がありますか?
大きく分けて紙のチケットと、電子チケットの2種類があります。
主催団体によってチケットの形式は異なるため、ホームページなどで確認しましょう。
電子チケットは、入場時に画面を見せるタイプ(大手プレイガイド)と、QRコードを機器で読み取らせるタイプ(teketなど)とがあります。
スマホの操作に不安のある方は、画面を印刷した紙などでも対応できる場合もあるので、利用するサービスの案内を確認してみてくださいね!
車いす席はありますか?
車いすでの来場を予定している場合は、事前に主催者に問い合わせるのがおすすめです。
ホールによってエレベーターや車いす席の用意があります。
子どもや赤ちゃんを連れていけますか?
演奏会の案内に「未就学児の入場について」などの記載がないか確認しましょう。
分からない場合は、事前に主催者に問い合わせてください。
ホールによっては、託児サービスや親子席が用意されていることもあります。

親子席はガラス窓の付いた防音席で、スピーカーから演奏を楽しめるよ!
出演者にプレゼントを渡せますか?
アマチュアオーケストラの演奏会では、ほとんどの団体でプレゼントの受け取りをしています。
ロビーに贈り物受付カウンターが配置されることが多く、名前を記入して預けると、バックヤードで奏者に届けてもらえます。
ただし、協奏曲などで出演するソリストなど(団員以外)へのプレゼントは、事前に主催者に問い合わせておくと安心です。


贈り物に迷ったら参考にしてね!
⌚ 入場から開演までの過ごし方
何分前に行けばいいですか?
自由席で、座りたい席にこだわりがある場合は、早めの来場がお進めです。
アマオケでも開場前から20人前後の列ができることはよくあります。
開場から開演までは1時間ほどあることが多いですが、その間にクロークに寄ったり、お手洗いを済ませたりする時間を逆算すると良いでしょう。
2ベルが鳴るころには着席しておくと◎

ベルについてはこちらで解説!
開演までは何をすればいいですか?
少し早く着いてしまっても大丈夫♪
- ホール内をぐるっと探検
→ いろいろな座席からステージを見る
→ パイプオルガンを間近で見る
→ 有名奏者のサインボードを見る(ミューザ川崎など)
→ 併設のショップをのぞいてみる(サントリーホールなど) - カフェやロビーのソファでひと休み
- パンフレットやチラシを読む
いつもと違う空間そのものを、ぜひ楽しんでみてください。

P席があるホールは、ぜひ行ってみて!演奏者の気分が味わえるよ!
一番いい席はどこですか?
ステージから近すぎず遠すぎない、中央付近が人気があります。
招待席を設けるときは、1階中央通路の付近や2階席前方の席を充てることも。
ただし、ホールの規模や階層の造り、曲目(ソリストやオルガンの有無など)によって、音の響きや聴こえかたは変わるもの。
音を楽しみたいか、奏者の姿を観たいか、目的に合わせて席選びを楽しんでください!
トイレは混みますか?
休憩時間は、どうしても混みがちです。
基本的に客席数に応じたトイレが設けられています。
多くのホールでは各階にトイレがありますが、できれば早めに済ませておくのがおすすめです。
場所が分からないときは、ドア付近にいる係の方に気軽に聞いてみましょう。
飲食はできますか?
客席は原則飲食禁止です。
ロビーのソファスペースで飲食ができるので、コンビニやカフェのテイクアウトを持ち込んでOKです。
飲食物を座席に持ち込む際は、きちんとカバンにしまいましょう。
カフェやラウンジが併設されているホールもあります。

ロビーのソファは譲り合って使おうね!
スマホは電源を切ったほうがいいですか?
はい、電源を切るのがマナーです。
- スマホは電源オフ、または機内モード
- アラームや通知音も忘れずオフ
- スマートウォッチも要注意
ホールによっては演奏中に通信を制限するシステムを導入している場合もあります。
モニターなどの医療機器を使用している方は、念のためホールに問い合わせておくと安心です。
「1ベル」「2ベル」って何ですか?
開演前には、ホール内に鐘の音やメロディーが2回流れることが多くあります。
それぞれ「1ベル}と「2ベル(本ベル)」と呼ばれ、お客様に開演が近いことを知らせる役割をしています。
- 1ベル:たいてい開演の5分前。ロビーやお手洗いにいるお客様に席に着くように促す
- 2ベル(本ベル):このベルが鳴り終わると、舞台袖から奏者が入場します
2ベルが鳴るまでには着席しておきましょう!
途中休憩がある演奏会の場合では、休憩終了時にも同じベルが鳴ります。

ホールごとに違うベルの音を楽しむのもツウだよ!
まとめ
初めてのアマチュアオーケストラ演奏会は、気になることがたくさんありますよね。
厳しいルールがあるわけではありません。
「まわりの人の鑑賞を邪魔しないこと」だけ意識しておけば大丈夫です。
服装は自分が心地よく過ごせるものを選び、音が出やすい持ち物や大きな荷物はクロークへ。
開演前はホール内を散策したり、パンフレットを読んだりして、非日常の空間そのものを楽しんでみてください。

内容盛りだくさんだから、後半は別記事にするね!



