友達や家族に誘われて、アマチュアオーケストラの演奏会に行くことになったけど……
- どんな服で行けばいいの?
- 拍手のタイミングっていつ?
- 知っておきたいマナーはある?
そんなふうに感じていませんか?
難しいことはなにもありません。
この記事では、演奏会開演後から終演までの過ごし方をご紹介します。

演奏会に行く前の準備~開演までは、こちらに書いたよ👇
🎵 アマチュアオーケストラ演奏会~演奏中のマナー(前半)
演奏会はどんな流れですか?
多くの演奏会は「2部形式」です。
🔔 2ベル
↓
🔔 1ベル(本ベル)
↓
🎻 1部の演奏(約40~60分)ː序曲や組曲、協奏曲が多い
↓
🥤休憩(約20~25分):お手洗いや軽食、ロビーでひとやすみ
↓
🔔 2ベル
↓
🔔 1ベル(本ベル)
↓
🎻 2部の演奏(約40~60分):交響曲が多い
↓
🎻 アンコール:無いこともある
↓
👏 終演
全体の所要時間は、約2時間〜2時間半が目安です。

年末の「第九」特別公演などは、休憩なしの1部形式のことも多いよ!
寝てしまっても大丈夫ですか?
寝てしまっても大丈夫です!
ただ、いびきをかいたり、隣のお客様に寄りかかったり、膝から荷物を落としたり、周りの迷惑にならないようにしましょう。
録音・録画は禁止ですか?
アマチュアオーケストラに限らず、奏者の肖像権や演奏の著作権を守るため、録音・録画は禁止されていることがほとんどです。

開演前のアナウンスをよく聞いてね。
咳やくしゃみをしても大丈夫ですか?
生理現象は仕方がありません。
ただできるだけ小さな音で、演奏の邪魔にならないような気配りが必要です。
曲と曲の間(交響曲なら楽章と楽章の間)に、一斉に咳払いが聞こえるのは、演奏会あるあるです。

みんな、曲が終わるまで我慢してくれてありがとう!!
途中でトイレに行けますか?
お手洗いは、開演前や休憩時間に済ませておくのがスマートです。
一般的な演奏会は、間に20分程度の休憩時間もあります。
ただ、緊急で席を離れたくなったら迷わず席を立ちましょう。
なるべく迷惑にならないようにロビーに出ることを心がけてください。
一旦席を離れると、演奏中は客席へ戻ることができなかったり、端のほうの席に案内されることが多いです。

扉近くのご案内係に従ってね!
☕ 休憩時間
どう過ごせばいいですか?
- ロビーでリラックス
- 水分補給、小腹を満たす(客席内は飲食禁止!)
- お手洗い
- パンフレットやチラシを読み込む
- アンケートに回答

🎵 アマチュアオーケストラ演奏会~演奏中のマナー(後半)
拍手のタイミングは?
基本はとてもシンプル。
- 指揮者が指揮棒を下ろしたら
このタイミングで拍手を始めれば、まず間違いありません。
指揮者が指揮棒を挙げて、奏者が楽器をかまえているうちは、まだ演奏が続いている時間です。
ホールの音の響きや、余韻、静寂を味わってください!
特に注意したいのは、静かに終わる曲です。
音が消え入る様子が人の命の終わりを表していることも多く、作曲者が作った静寂を守るのはとても大切です。

お客様の静寂の作り方で、曲の完成度が高まるよ!
「ブラボー」って言ってもいいですか?
もちろんOKです!
心から名演だと感じたり、拍手では伝えきれない感動を感じたらぜひ言ってみてください。
アマチュアオーケストラの演奏会であれば、奏者が家族や友達なこともありますよね。
「がんばった!」の気持ちを言葉に込めるのもいいです。
ただ、静かに終わる曲ではフライングブラボーはNG!
噛み締めるような、落ち着いた「ブラボー」のほうが場に合います。

指笛はやめようね。
アマオケならではの拍手ってありますか?
あります。
アマチュアオーケストラの演奏会では、曲が終わった後の拍手に加えて、
- ソロパートや特に目立つ活躍があった人
- 楽器やパートごと
- 指揮者やコンサートマスター
に向けて、個別に拍手をする光景がよく見られます。
指揮者が奏者を立つように誘導するので、それに合わせて拍手や「ブラボー」を送りましょう!

拍手ができない奏者は、独特の拍手をしているよ!
💐 終演~
出待ちはできますか?
基本的にできます。
楽屋口やホールの外で待ちましょう。
終演後、奏者は楽器の片付け、着替え、(ホールによっては)舞台の撤収作業、預けられていた贈り物の受け取りなど大忙しです!
閉館作業がスムーズに進むように、
- 事前に落ち合う場所を決めておく
- ロビーで待つのは避ける
ことがおすすめです。
ソリストのサイン会はありますか?
ほとんどの場合ありません。
ごくまれに、アマチュアオーケストラがプロの奏者を迎えて演奏することがあります(協奏曲など)。
休憩時間にロビーでCD販売があることは多いですが、サイン会はめったにありません。
事前に主催者に問い合わせてみると確実です。
アンケートは書いた方がいいですか?
アマチュアオーケストラの演奏会は、パンフレットにアンケート用紙が挟まれていることがよくあります。
時間に余裕があったり、演奏への感想を伝えたいときは、ぜひ書いてみてください!

筆記用具は持っていった方が安心。
❓ 困ったときは
チケットをなくしてしまった・・
招待してくれた人や主催者に問い合わせましょう。
デジタルチケットならなくす心配はありませんが、スマホを忘れないようにしてくださいね!
急に行けなくなってしまった・・
まずは緊急の要件を最優先に!
チケットが指定席の場合は、チケットをくれた人や主催者に連絡をすると親切です。

満席公演の場合は、当日券にチケットをまわせるからね!
席が分からない・・
演奏会には必ず、受付係や会場係と呼ばれる人がいます。
特に、「ドアマン」と呼ばれる係の人が客席ドアの近くにいるので、遠慮なく聞きましょう。
ロビーや各ドアの近くには、座席番号の書かれた案内板がかかっていることも多いです。
遅刻してしまった・・
終演までホールの入り口は開いています。
焦らず、係の誘導に従いましょう!
演奏や他のお客様の邪魔にならないように、演奏中は客席に入れない(ドアマンに止められる)ことが多いです。
演奏中の曲が終わるまで、ロビーのスピーカーからの演奏を楽しめます。
交響曲や協奏曲など楽章形式の曲であれば、楽章間に席につけることがあります。
(端や後方の空いている席や立見席への案内が多い)
その場合、休憩時間に自分の席へ移りましょう。

遅刻してしまったら、係の人の誘導に従いましょう!
周りの席が少し気になる・・
あまりに快適さにいびきをかいたり、のどが乾燥して飴をゴソゴソしたり、曲に合わせて無意識に鼻歌を歌ったり・・・、いろんなお客様がいらっしゃいます。
演奏を楽しめない状況が発生したら、係の人へ、そっと伝えてくださいね。

快適に演奏を楽しんでいただきたいから、トラブルは係の人に任せてね!
まとめ
アマチュアオーケストラの演奏会は、特別な知識がなくても楽しめる場所です。
演奏会の流れを知っておくこと
拍手のタイミングを押さえておくこと
録音・録画や出待ちのマナーを理解しておくこと
ほんの少しのポイントを知っているだけで、不安はぐっと減ります!
肩の力を抜いて、生のオーケストラの響きを楽しんでくださいね。




