カーボンケースが主流の今だからこそ知りたい、四角いバイオリンケース(オブロング型)の魅力

38 オブロング バイオリンケース  楽器・持ち物

最近のヴァイオリンケースは、軽量でカラーバリエーション豊富なカーボンケースが主流ですよね。
楽器の垣根すら越えて、カーボン製はケースのスタンダードになりつつあります。

そんな今だからこそ、昔ながらの四角いヴァイオリンケース(オブロング型ケース)の良さを再確認したい!!
カーボン製ケースとは違った良さ、今でも見直す価値がある機能がたくさんあります。
この記事では、オブロング型の魅力を具体的にご紹介します。


まずは、カーボンケースが支持される理由をおさらいしておきましょう。

  • 軽量でコンパクト
  • デザインがスタイリッシュ
  • カラーやデザインで個性を出せる
くまリン
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カーボンならではのポイントだね!

多くのカーボン製ケースが、楽器の曲線や凹凸に合わせてデザインされているのに対し、オブロング型は直線で作られた四角い箱型です。
角や出っ張りなどの衝撃の弱点(ウィークポイント)が少なく、楽器をしっかり守るという点では、今でもトップクラスの堅牢さを誇ります。

箱型ケースだからこそ、縦置き・横置き・平置きのどの置き方でも安定します。
サッと置いても倒れにくく、安全性が高いのも大きな魅力です。

くまリン
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カーボンケースって横置きするとフタ側に倒れちゃわない?

蓋には楽譜ケース(全面ポケット)が付いているタイプが多く、B3サイズの楽譜も入ります。
レッスンや合奏に必要な楽譜を別バッグに入れなくても済むのは便利です。

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楽譜の他、教本とかチラシとかスコアも入るから助かる!

松脂・ミュート・クリーニングクロスなど、小物をしっかり整理できる収納スペースがあります。
カーボンケースでは入れにくいものも、まとめて持ち運べるのは大きなメリットです。

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どこに何を入れよう!ってワクワクしない?

丸めずにそのままストレート弦を収納できるケースが付いていることが多いです。
張り替えてすぐ馴染むストレート弦は、特にガット弦を使う奏者からの支持されています。

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密閉できるから湿気対策もばっちり!

オブロング型は、弓が3本以上収納可能なモデルが多いです。
ソロ用・オケ用・バロック弓など、複数持ち歩きたい奏者には欠かせないポイントです。

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弓収納のところ、平らだから思い出の写真も飾りやすい!

ケースを半周以上覆うチャックが付いていて、よりしっかりとケースを閉めることができます。
毎日の練習や移動で使うものだからこそ、この安心感は大切です。

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チャックの安心感はオブロング型ならではだね!

もちろん、オブロング型にも弱点はあります。

  • やや重い
  • サイズが大きめ
  • カラーバリエーションが少なめ

ただし、堅牢さ・収納力・安定感は、こうした弱点を補って余りあるメリットです。

くまリン
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軽量のオブロング型もたくさん出ているよ!


楽器ケースを選ぶのに、軽さやデザインの豊富さは大切です。
でももちろん一番の目的は、大事な楽器を安全に保管することですよね。

楽器ケースに求めることに優先順位を付けて、ぜひ自分の演奏ライフに合ったケースを選んでみてください。

くまリン
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