アマチュアオーケストラはティンパニをレンタル?メリット・デメリットとおすすめ業者を解説

ティンパニのレンタル 運営・環境

アマチュアオーケストラで活動していると、ティンパニの扱いに悩むことはありませんか?
大きくて高価な打楽器なので、団で所有しているケースは少なく、ほとんどの団体がレンタルを利用しています。

この記事では、ティンパニをレンタルするメリット・デメリットをわかりやすく解説。
都内でティンパニを借りられるホールや、主なレンタル業者の情報もご紹介します。


アマチュアオーケストラ(学生オーケストラを除く)では、ティンパニを団体で所有している例はかなり珍しいです。
練習でも本番でも、レンタル楽器を活用するのが一般的です。

一般的なレンタル方法:
・専門の楽器レンタル業者から借りる
・練習施設やホールの附帯設備を借りる

くまリン
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ティンパニがある日の合奏は、ワクワク♪

ティンパニは1台あたり数十万円〜100万円超の高価な楽器。
レンタルなら、まとまった資金がなくても利用できます。

サイズ(直径)学生用・エントリーモデルプロ向け・高品質モデル
23インチ約25万円〜40万円約70万円〜100万円以上
26インチ約30万円〜50万円約80万円〜110万円以上
29インチ約35万円〜55万円約90万円〜120万円以上
32インチ約40万円〜60万円約100万円〜130万円以上

ティンパニはとても大きくて重く、しかも湿度管理が重要。
団で保管するのはかなり大変です。
レンタルなら、保管スペースや管理の負担を考える必要がありません。

レンタル会社によっては、運搬までセットになっているところも多く、団員がトラックを運転したり、毛布でくるんで運んだり…といった負担がありません。

くまリン
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水平に積んで、しっかり固定して…って、本当に気を使うんだよ〜

​ヘッドやペダルの調整、テンションボルトのチェックなど、専門的なメンテナンスも不要。
常に良好な状態の楽器が使えるのは嬉しいポイントです。

演奏する曲や会場に合わせて、最適なサイズやメーカーのティンパニを選べるのもレンタルならではのメリットです。

費用はだいたい数万円前後が相場ですが、運搬費などを含めるとさらに高額になることも。
予算の都合で、レンタルする回数を制限せざるを得ないこともあります。

ティンパニ奏者のスケジュールや曲目レンタル可能日との調整が必須。

ティンパニは大型の楽器なので、練習場所に十分なスペースがあるか、搬入口などの導線が確保されているかを事前にチェックしておく必要があります。
狭い会場や階段しかない場所だと、搬入できないことも。

くまリン
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エレベーターのサイズとかも!

​演奏会が多くなる春や秋は、レンタルの予約が集中します。
希望日がすでに埋まっていて、使えない…なんてことも。

くまリン
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!最新の情報や詳しい料金は、各HPで確認してね!

レンタル会社

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!最新の情報や詳しい料金、送料・運搬料は、各HPで確認してね! 

学校や法人団体では、レンタルではなく「リース」での長期利用も可能です。

くまリン
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法人格を有する団体向けで、個人や部活動名義では契約できない

項目リースレンタル
契約期間数年単位(例:3〜5年)短期(1日〜数週間)
目的長期的な使用、資産化一時的な使用(練習、演奏会、録音など)
費用月額固定日額または期間ごとの料金
所有権期間終了後に譲渡の場合あり所有権は常にレンタル会社
リースの一例

ヤマハミュージックジャパン

  • リース期間:3~6年
  • 月額:33,400~61,400円(税別)
  • リース期間終了後に所有権の移転も可能
  • 万が一の事故や損害にも対応(動産総合保険)
  • 法人格を有する団体(学校法人、自治体、社会福祉法人など)が対象、
    個人や部活動名義では契約不可

アマチュアオーケストラにとって、ティンパニのレンタルは「保管場所不要」「メンテナンス不要」「用途に合わせて選べる」など、たくさんのメリットがあります。
一方で、費用やスケジュール調整には注意が必要です。

最適な選択をして、ティンパニの響きを存分に楽しんでくださいね!

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