ヴァイオリンなどの弦楽器とピアノ、両方を弾く人が一度は混乱するもの…それが「指番号」です。
楽譜に小さく書かれた数字ですが、実はヴァイオリンなどの弦楽器とピアノではルールがまったく違います。
特に習い始めの頃は、指番号の違いで音を間違えてしまうことも…。
この記事では、ヴァイオリンを中心に、弦楽器とピアノの指番号の違いや、両方を弾く人が混乱しやすいポイントを、経験者目線で分かりやすく解説します!

くまリンはピアノ → ヴァイオリンの順で始めたんだよ~♪
ピアノの指番号:親指が「1」で1〜5番
ピアノの場合は、両手とも親指から順に1〜5。
ピアノを習い始めのころは、これはこれで難しいんです。
ドの音を起点に「1,2,3,4,5」の指番号を弾いたとき、右手は「ドレミファソ」と音が上がっていくのに対して、左手は「ドシラソファ」と音が下がっていきます。
つまり、両手ともに「ドレミファソ」と弾きたい場合、右手の指番号は「1,2,3,4,5」ですが、左手は「5,4,3,2,1」になるのです。

ピアノを弾かない人にとっては「?」だよね!
| 指番号 | 指 |
|---|---|
| 1 | 親指 |
| 2 | 人差し指 |
| 3 | 中指 |
| 4 | 薬指 |
| 5 | 小指 |


ピアノは「くぐり指」も混乱するんだよね~
ヴァイオリンの指番号:人差し指が「1」で1〜4番
ところがヴァイオリンでは、親指に番号がありません。
親指はネックに添える形なので、弦を押さえる指だけがカウントされます。
そしてピアノにはない「0」という概念まで登場します!
| 指番号 | 指 |
|---|---|
| 0 | 弦を押さえない |
| 1 | 人差し指 |
| 2 | 中指 |
| 3 | 薬指 |
| 4 | 小指 |

ちなみにフラジオレットという奏法では、一つの音を出すのに指を2本使います!

右手(弓を持つ手)に番号はなく、「親指」「人差し指」って言うよ!
ヴァイオリンとピアノ・両方弾ける人が混乱するポイント
さて、この違いが実際どんな混乱を生むのか、見てみましょう。
「4の指で」と言われたとき
- ピアノの指 → 薬指
- ヴァイオリンの指 → 小指
ピアノ指番号の感覚のままヴァイオリンを押さえると、1音ずれます。
ピアノとヴァイオリンの左手の指番号を比較すると、ピアノでは「5,4,3,2,1」と番号が小さくなるほど音が高くなります。
しかしヴァイオリンは「(0)、1,2,3,4」と番号が大きくなるほど音が高くなります。
文章で説明すると、なかなか難しいですね……。

でも、いつの間にか切り替えられるようになるよ~
ヴァイオリンとピアノの指番号を比較してみた
誰もが一度は耳にしたことがあるメロディーに、ヴァイオリンとピアノで弾くときの指番号を付けてみました!

それぞれの特徴が分かりやすいような指番号にしたよ!


まとめ
ヴァイオリンとピアノでは、同じ「指番号」でもルールが違います。
ピアノは親指が「1」、ヴァイオリンは人差し指が「1」。
さらにヴァイオリンには「0(開放弦)」もあり、最初は混乱してしまう人も少なくありません。
特にアマチュアオーケストラでは、ピアノ経験者がヴァイオリンなどの弦楽器を始めるケースも多いため、“指番号あるある”として共感する人も多いのではないでしょうか!

